Struts2のType Converterの登録場所

Browserで入力された値は通常String型でありプログラム内部で扱う型とは異なり変換が必要となる。
Struts2ではTypeConverterという仕組みで変換を行い、これはActionやModelのプロパティのsetter/getterの型とStringの相互変換の事である。
つまり、Struts2でプロパティにString型以外の型を使用しているとパラメータ設定時にTypeConverterが走ることになり、変換した値がプロパティとしてセットされる。
標準的な型については組み込みのConverterが利用されるので問題ないが、独自の型へのカスタムコンバーターを書いたほうが便利な場合がある(はず)。

Struts2では標準型以外へのカスタムのType Converterは次の場所で設定できる。

目的 ファイル
1 グローバル設定 xwork-conversion.properties ファイル
2 Action固有の設定 Action名-conversion.properties ファイル
3 Action固有の設定 ActionのAnnotation

一般性のあるTypeConverterはグローバル設定用の

WEB-INF/classes/xwork-conversion.properties

に、それ以外は ActionのAnnotation で設定する方針で行こうと思う。